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特別養護老人ホーム後楽園 現場見学会

  • maedazemikouhou
  • 14 時間前
  • 読了時間: 2分

こんにちはM2の三原です。


前田先生が意匠設計、同じく近畿大学の教授である藤田先生が構造設計を担当された「特別養護老人ホーム後楽園」の現場見学会に参加しました。


当日はお二人から直接ご説明や現場案内をしていただき、多くの学びを得ることができました。

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工事途中の現場を見学したことで、今回の空間をつくる主役となっているレシプロカル構造の構造体のみ・仕上げ前の骨格・仕上げが入った状態を同時に見ることができました。

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仕上げだけを見ると意匠的に感じられる部分も、構造体からの一連のプロセスを目にすることで、構造が意匠になっているこの建築の魅力をより深く理解できました。

また、意匠研究室である私たちは普段あまり聞く機会のない構造についてに話も藤田先生から直接伺えたことで、意匠と構造が融合し建築を形づくるプロセスの面白さを感じました。


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また、医療・福祉施設では利用者の安全性から床に物を置いたり段差をつくるといった操作が難しいため、天井側に高低差をつけて空間に変化を生み出しているというお話が印象的でした。


一般的に均質になりがちな医療・福祉施設の空間が、利用者が寝たままベットで移動するだけでも変化を感じられるよう工夫されており、人が自らふるまえない状況でも空間の側から感じ方に変化をもたらすよう設計されている点がとても興味深く感じられました


さらに、今回この空間の変化を1/1スケールで実際に体験できたことで、前田先生が普段お話しされている「建築が人にどのような影響を与えるのか」という視点を、より実感をもって理解することができました。私も先生の教えを受け、人の心理や身体に働きかける建築を目指して言葉や模型で表現してきましたが、それが実際の空間として立ち上がった姿を体験できたことで、自分のやりたいことの理解が深まる貴重な経験となりました。

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ゼミ生も積極的に質問し、普段の授業では得られない学びを深めることができました。建築の面白さや可能性を改めて感じる、大変貴重な見学会となりました。



最後までお読みいただきありがとうございました。

 
 
 

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