第1回 七夕祭り 概要と準備の様子
- maedazemikouhou
- 2024年10月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年12月6日
こんにちはM1の三原です。
2023年の第1回七夕祭りの準備の様子を書きました。
この年はまだ前田研究室が無く、大きな1つの意匠研究室でした。
意匠研究室の中では、「たこ、かき、たい、こい」の4つのラボに分けて活動していました。ラボごとに準備の様子を紹介していきます。
まずたこラボ
この七夕まつりはたこラボのプロジェクトから始まりました。


まず初めに商店街の方への挨拶回りと敷地調査を行います。


行燈をなるべく安価で作るにはどうすれば良いかと試行錯誤した結果、牛乳パックの表面の皮を剥いてライトを照らすと美しく光が広がることを発見しました。

短冊の素材も検討していきます。


傘、行燈、短冊の取り付け方や行燈に電球を入れる方法などを試行錯誤し、モックアップを繰り返しました。

協賛傘の文字デザインなども検討していきます。


お祭り期間中、訪れた人も行燈を作れるワークショップの開催が決定し、持ち歩ける行燈のデザインを試行錯誤しました。



福山本通商店街振興組合、都市再生推進法人福Labの方たちと何回も会議を重ねお祭りの詳細を決めていきます。

傘の設置方法なども検討し、実際にとおり町に傘を設置してみます。


アンブレラスカイprojectではビニール傘が必要なので広島のあらゆる場所から忘れ物や使わなくなったビニール傘を集めます。

行燈に使う牛乳パックも、ケーキ屋さんやパン屋さんから集めてきます。


福山市の園児たちに絵を描いてもらった傘、行燈、短冊を回収していきます。



園児たちの行燈、協賛の行燈、傘を作っていきます。


学生のデザインでポスターを2種類作成しました。

FM福山のラジオに出演しました。
4つのラボで屋台を作りました。
タコラボの屋台は揚げたこ焼きです。


味と見た目のバランスにこだわりました。
かきラボ
かきラボの屋台はたませんです。

試食を作り、たませんの中に入れる具を考えます。

お客さんに中の作業台が見えないように作業台と提供台の高さ、幅を決めていきます。

たませんの見た目を意識した看板を作っていきます。
たいラボ
たいラボの屋台はシャカシャカシャテキポテトです。
子ども達に楽しんでもらえるように、射手をして、倒れた本数によってシャカシャカポテトのもらえる量が変わる屋台を考案しました。



当たれば倒れるように試行錯誤しながら、的となるポテトを作っていきます。
こいラボ
こいラボはクロッフルと農家さんから直接仕入れた野菜を販売しました。

クロッフルは見た目と味を考えながらメニューを考えていきます。
映え写真が撮りやすいように、歩きながら食べやすいように入れ物の形を考えました。



メニュー表や屋台の小物もおしゃれに仕上げました。


野菜販売のための袋詰めを行いにいきました。

お祭り終了後も農家さんと仲良くなり、一緒にBBQをしたり、一緒に農家を始めたりと、新たな交流が生まれました。
準備期間を通じて、福山市だけでなく、私たちが暮らしている東広島市の人々とも多く関わる機会がありました。下宿を始めてから大学4年生になるまで、街について知る機会や、街の人々と関わる機会はほとんどありませんでしたが、七夕祭りを通じて多くの人々と触れ合い、地域社会の一員として生きている実感を得ることができました。
このような貴重な機会を与えてくれた福山本通商店街振興組合、都市再生推進法人福Lab、協賛企業の皆様、協力していただいた地域の皆様、そして前田圭介先生、心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
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